オーダースーツの選び方

いざオーダースーツを頼んでみようと思っても、どうやって選んだらいいのかわからない、という方が多いのではないでしょうか。 実はいくつかのポイントを押さえれば、だれでも簡単に素敵なスーツが購入できるのです。

やはりオーダースーツの最大の魅力は自分にぴったりのサイズで作ってもらえることです。 ぴったりサイズかどうかは、以下のポイントを確認してみましょう。 ・肩幅　スーツの肩が落ちるような必要以上に大きいものはNGです。
・腹回り　釦を留めて自分のこぶしを入れてぴったりか指１本分位ゆとりがあるのがベスト。
・着丈　お尻が隠れる長さがちょうど。
・袖丈　親指の付け根より若干上になるくらいの長さ

オーダースーツを頼むとき、自分の体型に合わせて作れるので、気になるところを補正することができます。
たとえば、
・太り気味の体型をスマートに見せたい→着丈が長めのジャケットに。
・背を高く見せたい→ゴージラインを高めに、ポケットの位置、ボタンの位置も高めにもってくる。
・顔を小さく見せたい→ウエスト位置はやや高めに、シャツ襟はワイド。
・脚を長く見せたい→ジャケットの裾はラウンドしたもの。パンツは股下のラインがすっきりしたものに。
・細身の体型で既製服が合わない→芯地使いで、胸元に膨らみを持たせる。 など自分の理想の見せ方をスーツで実現できるのです。

サイズ以外にもオーダースーツの特徴として、好きな素材、柄を選べるという点があります。
既製服だとみんなと同じで嫌だな、という方、生地にこだわったオーダースーツはいかがでしょうか。
オーダースーツの有名ブランドをご紹介します。
・ALFRED DUNHILL（アルフレッド・ダンヒル） イギリスの伝統を守り、クラッシックな色合いを大切にしている上品なブランド
・JAEGER（イエーガー） 常にトレンドを積極的に取り入れた革新的なデザインを提供してくれるスタイリッシュなブランド
・Ermenegildo Zegna（エルメネジルド・ゼニア） 「しなやかで軽く、弾力性が豊か」な着心地が特徴のブランド
・TALLIA DI DELFINO（タリア・デルフィノ） トレンドに合わせた多彩な色や柄のセンスの良さが特徴のブランド
・DORMEUIL（ドーメル） 最高の品質を最高のおもてなしで、という言葉の通り高品質な生地が特徴のブランド

毎年、春夏モデル、秋冬モデルの記事が各ブランドから発表されるので、 きっとあなたの好みにあった生地が見つかるはずです。 人とは違う個性を出せる生地選びはオーダースーツの醍醐味です。

オーダースーツと聞くととても自分には手が出せない高級品、というイメージをもたれる方が少なくないのでは？
実はオーダースーツにもいろいろなパターンがあり、リーズナブルなものでは既製品と同じぐらいの値段でも買えるのです。値段も幅広く、２万円から30万円、もしくは100万円ぐらいになることもあり、開きがあります。
これらの違いは、どの生地を使うか、オプションの有り無し、縫製の方法などによって変わってきます。
自分に合うサイズがないという方は簡単にサイズを調整できるようなイージー・パターンオーダーがおすすめですし、細部にまでこだわりたい！という方はフルオーダーがおすすめです。
どんなスーツが欲しいのか、今のスーツへの不満な点を考えて自分にあった方法を選びましょう。

さて、いざオーダースーツを買ってみよう！と思ったものの、まずは何からすればいいのかわからない。いつかスーツをオーダーしてみたいけどなんだか仕立てに行ったりするのが億劫でなかなか行動に移せないという方。
オーダースーツは一見、敷居が高いようなイメージがありますが、今は自宅に居ながらにしてインターネットでも注文することができるのです。
オーダースーツを頼むときに決める必要があるものは以下の2点です。
『購入方法と予算』
まず購入方法です。こちらは簡単です。ネットで注文完結できるものか、お店に来店するものか。もしくは来てもらえるのか。 近年ネットで注文できるオーダースーツが非常に増えてきています。自分で指定の箇所を採寸し、データを打ち込んで、形や生地を選んで送信するだけ。生地サンプルを無料で請求できるところもありますので、イメージしやすくなっています。お店に来店する方は、実際お店に足を運び、専門のテーラーに採寸やデザインの相談などができるものです。 初めてオーダースーツを買われる方は自分の正確なサイズなど、プロに測ってもらいたいという方が多いようです。 職業にあったスーツの柄や形、最近のトレンド、既製品への不満などを直接相談できるというのが最大のメリットです。 これは来て頂くケースでも同様の事が言えます。

次に予算。オーダースーツは価格に差があります。値段が開く原因は、どの生地を選ぶかとオプションです。
同じブランドの中でもリーズナブルな値段のものと、高額なものといろいろなシリーズがありますので、予算内で収まるように生地を選ぶと選び安いかもしれません。オプションについてはテーラーによって様々です。細かい仕様が基本金額に含まれているテーラーもありますし、細かいオプションを受け付けていないところもあります。どんなスーツが欲しいのか自分の中ではっきりしている人はネットでも問題ないですし、 いろいろ相談したい方は一度直接お話をした方が失敗しないオーダースーツが作れます。